今年はフォルサム湖の周辺に紫のルピナスの群生が発生し、多くの人出で賑わっています。ルピナス(Lupine)は花の様子がフジに似ていて、下から咲き上がるため、ノボリフジとも呼ばれるそうです。グラナイトベイのDouglas Blvd.をレイクに向かい東に走ると州立公園のゲートがありますが、新聞でも取り上げられたせいか、週末などは車の行列ができるぐらいの混みようでした。(入場料一台12ドル)ビークス・バイト(Beek Bights)やラトルスネイク・バー(Rattlesnake Bar) 近くの駐車場に停め、トレイルを行く見られます。(写真上段三枚)
また、レイクの南端、Green Valley Rd. とSophia Parkwayが交差するところにも湖の入り口と駐車場があり、水の低くなった湖畔を右沿いに15分ぐらい歩いていくと紫の群生が見られます。こちらは、方向的にサンセットが見られて夕食後のお散歩に良い感じです。(写真下段3枚)夕暮れ時のそよ風に乗って花の甘い香りがしてきました。 5月に入り、日中かなり暑くなってきていますので、そろそろ見納めかと思います。まだ行かれていない方はお急ぎください。
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サウス・ユバ・リバー・パーク(Penn Valley)のバターミルク・トレイルのワイルドフラワー、今がピークです。私はこのトレイルが大好きで、以前にも同ブログでご紹介しましたが、4月初旬から今週末(4月10日、11日)までがピークだそうですので、お知らせします。ユバ川を見下ろすトレイルの両側をカリフォルニア・ポピー、ルピン(紫)その他、可憐な野花が埋め尽くし、夢心地です。緩やかなハイキングコースは片道ゆっくり歩いても一時間ぐらいです。ポピーは夕方になると花びらが閉じてしまうので、午後三時前にはトレイルに入っていただきたいです。年に2,3週間しかないチャンスですので是非お見逃しなく!帰り道にはネバダ・シティのオールドタウンでお食事も良いと思います。美味しいレストランが沢山ありそうですよ~。
注意‼)GPSを使っていく場合には、South Yuba River State ParkにCovered bridgeを加えた方が安全です。以前Covered bridgeを入れず、GPSに従って行ったら、舗装もされていない山道に誘導され、しまいには、目の前に川が出現し、恐る恐る車で渡った経験があります。飛んでもなく時間がかかってしまいました。Covered bridgeは現在工事中で、Covered になっていませんが、その横と向かい側に駐車場があります。駐車は一台$5です。 カルメア・ワイナリーは、スパイラルに刈られた植木、色とりどりの花々、パティオの赤いパラソルでウキウキするような楽しい雰囲気満載です。スパークリング・ワインが人気のワイナリーです。アーモンド、ラズベリー、ストロベリー、ピーチがありますが、私達の間ではピーチが人気でした。お爺さんが、現在、醸造中の赤ワインを樽からスポイトで取り出し、試飲させてくれるなどサービス満点。美味しかったですよ~。
この日はオーナーの奥様お手製のスープが振舞われました。トマトのざく切りとポークソーセージが入り、とっても美味しく、男性郡は何度もおかわりしていました。お孫さんが農業実習の一環として子豚から育てた豚さん(写真)で作ったソーセージだそうです。お孫さんたちは、さすがに喉を通らなかったとのこと。そりゃそうです。愛情をもって育てた動物を食べるのは辛すぎますね。「スープ美味しかったです、ご馳走様でした。」とお礼を言ったら、「それじゃ、持って帰りなさいよ。」と、コンテイナーにたっぷり入れて持たせてくださいました。感動です! 通常のワイン・テイスティングは一人$5と、とっても良心的です。おしゃれでフレンドリーなカルメア・ワイナリー、是非また行きたいと思っています。 小高い丘の上に、ガラス張りの近代的なテイスティング・ルームがあるアイロン・ハブ・ワイナリー。カウンターの向こうにビンヤードを眺めながらのテイスティングもいい感じです。写真の女性はオーナーさんですが、サーバーの方たちもみなさん、とても丁寧にワインの説明をしてくれました。外にはオープンなパティオがあり、360度ぐるっと葡萄畑を見渡せる眺望と解放感が楽しめます。お弁当持参でピクニックも大歓迎とのことでした。この日は、ロゼを買い求めました。コンサートなど各種イベントもあるそうなので、是非、ウェブサイトをご覧ください。
通常のワインテイスティングは一人$10で、ボトルを購入すると、そこから$10を引いてくれるそうです。ワインは$24~42ドルです。 Iron Hub Winery & Vineyards 12500 Steiner Road Plymouth, CA 95669 (209) 245-6307 1-(800) 778-WINE info@ironhubwines.com 友人夫婦に誘われて、サクラメント・カウンティの南東隣、アマドー・カウンティのワインテースティング・ツアーに行ってきました。なだらかな丘に葡萄畑が広がるアマド―・カウンティには数多くのワイナリーが集まっています。ワイン学科が世界的に有名なUCデービスが近いのも、ここにワイナリーが多い理由でしょう。周辺のワインメーカーさん多くが大学関係者のようです。さんさんと降り注ぐ太陽と緑の丘を眺めながら、ヨーロッパ出身の友人は「ここは、40分で行けるタスカニーよ」とため息をついていました。私が撮った上の写真ではその感動は伝わらないかもしれませんが、実際、本当に素敵なところです。
Behind the Cellars Door2021と呼ばれるこのイベントは40件以上あるワイナリーから4件を選び、順番に回ってワインテイスティングを楽しむというもの。通常のワインテイスティングと違って、テーブルに案内され、4~6種類のワインに軽食(おつまみ?)が付きます。ツアーのチケットは一人35ドル。ワインを飲まないDesignated Driverは軽食のみで15ドルです。来年このツアーに行かれたい方は、人気ワイナリーは予約がすぐにいっぱいになってしまうので、チケットを買ったら早目に予約されるといいでしょう。 普段のワインテイスティングは屋内のカウンターで試飲し、ボトルを購入して、外のパティオでグラスを傾けながらくつろぐという流れです。ワイナリーによっては食事を持参し、そこでピクニックすることもできます。 ワインを計20種類以上をいただき、タスカニー気分を味わい、すっかり幸せ気分になりました。ただ、ワイナリー4件は私には多すぎる感じでした。次回は、ワイナリー2件で充分満足できそうです。是非おにぎりを持って行きたいです。(ワインとの相性はいかがなものか・・・?) 今回行った、ワイナリーで気に入ったところを次にご紹介します。 アメリカンリバー沿いにある「セイラ―・バー公園」では、川辺に咲き誇る黄色いポピーが見頃です(3月14日現在)。サラサラ流れる川と可憐な野花に囲まれての散歩はとてもリラックスできます。この時は、オレンジ色のカリフォルニア・ポピーはあまり咲いていませんでした。もしかすると今は、もっと多種類の花が咲いているかもしれません。川沿いのトレイルはきれいに整備されていますが、小石がゴロゴロしていますので、スニーカーを履いていきましょう。川沿いと内側の野原と森のトレイルがループになっていて、ゆっくり歩いても一時間ぐらいで一周できると思います。ボート・デックがあるので、ここからカヤックやボートを下ろすこともできます。
ハイウェイ50をHazel Ave. Exit で下り、北に向かいWinding Wayで左折します。ぐるっと一周するなら、どのパーキングからでもトレイルにアクセスがありますが、ボートを下ろすなら、Illinoi Ave.から入り二つ目のパーキングが良いでしょう。詳しくは公園ウェブサイトのリンクの地図をご覧ください。駐車料金は$5。 「ジャパンディ」って聞いたことありますか?「ジャパニーズ(日本風)」と「スカンディナビアン(北欧風)」を合わせた造語で、今、世界のインテリア・デザイナーの間で話題となっているスタイルです。両者に共通するシンプルさと機能性に、日本的な暖かい色合いと自然素材を取り入れた落ち着いた雰囲気が人気を呼んでいます。「ZEN(禅)」「Wabi Sabi (わびさび)」)はたまた「Dan Sha Ri (断捨離)」などという日本語が世界共通語になり、日本の精神文化が注目され、憧れの対象になるなんて、とっても嬉しいことです。断捨離を世界に広めた、こんまりさんの功労とも言えるでしょう。
まずは壁ですが、北欧は年間を通して日が短いため、少しでも部屋が明るく感じられるように白壁が基本です。一方、日本家屋は、それより暗めの黄土色や緑、アーストーンが中心です。家具は、籐、竹、ヒノキなど自然素材を使い、床に近い低めの設定となっています。照明や装飾品も、竹、籐、和紙、麻、土素材ものが中心です。ひびが入っていたり、少し形の崩れた花瓶やお皿など、不完全の美を愛でるという「わびさび」の精神も、ジャパンディの特徴です。自然と一体化した、心落ち着く和の生活、いいですよね~。 私がごちゃごちゃ言うよりも、多くのインテリア・デザイナーの方たちがYouTubeビデオで紹介されていますので、そちらをご覧いただいた方がわかりやすいと思います。以下、いくつかリンクを貼っておきます。ご興味のある方は、どうぞ! ニック・ルイスさんのビデオ ポッシュ・ペニーズ、ビビアンさんのビデオ コロナ禍にあっての大学進学は悩める問題です。デービス在住でバイリンガル子育ての会(http://www.funwithabc.com/faab/)などの活動をしていらっしゃる藻谷(もたに)ようこさんから耳よりな情報をいただきました。アメリカで暮らす親子の共育・進学・キャリアについて考える会「ぽーと会」主催の「アメリカ大学進学セミナー」があるそうです。同会はサンディエゴがベースですが、誰でもどこからでも参加できるオンラインセミナーです。
ぽーと会主催 アメリカ大学進学セミナー 【日時】12月19日(土)太平洋時間の午後5時から or 東部時間の午後8時から (日本時間の12月20日(日)午前10時から) 【講師】教育カウンセラー原田誠先生 【概略】・どうなる?パンデミック後の大学進学 ・アドミッションテストの現状と展望 ・大学選びのケーススタディー (スカラーシップやファイナンシャルエイド含む) ・現役大学生による体験談コーナー アメリカの大学と、敢えてヨーロッパの大学という選択をした二人の先輩から「進学先を決めた理由」「大学での経験」「コロナ禍で学ぶということ」etc 【対象】中高生の学生さんご自身、お子さんの年齢を問わず親御さん、あるいは内容のご興味のある方ならどなたでも 【参加費】1家族$20 【申し込み】以下のGoogleフォームから 【お支払い方法】Googleフォームを記入後、Paypalあるいは小切手で 【申し込み締め切り】12月16日(水) 【お問合せ】portkaisandiego@gmail.com ~サンディエゴ・ぽーと会主催「アメリカ大学進学Zoomセミナー」参加申し込みフォームリンク~ 参加をご希望の方は、下のGoogleフォームよりお申し込みの上、お支払にお進みください。 https://docs.google.com/forms/d/1uMATNxGKwZDD4vAqfHKaePWBHyxoHuMDOAKsKaAo2cU/edit ※質問などございましたら、ぽーと会に直接、お問い合わせください。 よろしくお願いいたします。 ********************************** アメリカで暮らす親子の共育・進学・キャリアについて考える会/ぽーと会 Website: www.portkaisandiego.com 活動報告ブログ:http://portkaisandiego.blogspot.com/ Facebook: https://www.facebook.com/portkaisandiego/ 薩摩ミカンの季節がやってきました。
以前にもブログでご紹介させていただきました「ニューキャッスル・マンダリン・ランチ」では11月7日から季節限定の直売店がオープンしました。クリスマス・イブの正午まで営業だそうです。収穫されたばかりの新鮮なミカンは甘さと酸っぱさが程よいバランスで、美味しいです。同農園で生産された、ミカンのマーマレード、シロップ、オリーブオイルなどもあり、ローカル色のあるホリデーギフトやお土産として利用しています。箱詰めミカンの発送も代行してくれます。私は前回、こちらで買ったミカンを自分で箱詰めにして送ったら、着いた頃には中で爆発(?)していたので、その辺はプロにお任せした方がいいのかもしれません。ちなみに、10ポンドの箱詰めで、梱包送料込みで43ドルです。また、ミカンの袋詰めは10ポンドが15ドル、5ポンドが9ドル。 この周辺(New CastleやPenryn)には他にもミカン農園や直売店がありますので、もし良い情報がありましたら、コメントしてください。よろしくお願いします。 海外に住む私たちにとって、知らない土地で病気になることほど不安なものはないと思います。乳がん、卵巣がん、子宮がんの患者さんを日本語でサポートしてくれるNPOがあるのをご存じでしょうか?「SHARE日本語プログラム」は、経験者の在米日本人女性ボランティアが、治療や薬に関する不安、心や体の悩みなど相談に乗ってくれたり、通院への付き添いや通訳、患者サポートミーテイングや勉強会(現在はオンラインで)を無料で提供してくれます。(SHAREは1976年にNY近郊に住む12人の患者で発足した長い実績のある団体です)
西海岸の担当者でサクラメント近郊在住のコーンマン寧子(ねねこ)さんにお話を伺いました。彼女は、日本で歯科医として23年働いた後、渡米し、7年になります。現在は、ライフコーチとしてカウンセリングをしながら、SHARE日本語プログラムのコーディネーターとしてサービスを提供されています。「渡米してまもなくミシガンの片田舎に住んでいた時に、乳がんが発覚し、治療を受けました。日本人も少なく、ましてや日本人のがん経験者と話す機会などなく、とても心細い思いをしました。当時このようなサポートグループの存在を知っていたら、どんなに助かったことか、という思いから、SHAREの活動をしています。医療技術の発達した現在では、がんの治癒率は格段に向上しているにも関わらず、日本人の間には、相変わらず根強い偏見があり、日本の親や周りの友人に話せずに孤立するケースが多いのです。また、夫のサポートがあっても、男性であるがゆえに、どうしても理解してもらえない部分もあります。がんは最早治らない病気ではありません。一人で抱え込んだり、落ち込んだりするストレスが一番いけないと思います。みんなで支え合いながら、楽しく笑顔でがんを乗り越えよう!というのが私のモットーです。」という頼もしいお話でした。 もし読者の中で、現在がんを患われていたり、お知り合いでそういう方がいらっしゃったら、是非、SHARE日本語プログラムのことを教えてあげてください。また、寧子さんに直接連絡もオッケーとの承諾をいただきましたので、下記連絡先を添えておきます。 SHARE日本語プログラム 日本語ヘルプライン:347‐220‐1110 (月ー金 西海岸時間、午前9時から午後2時) Neneko Cornman: 916‐668‐0295 ncornman@sharecancersupport.org |