3月19日にシェルター・イン・プレイス(SIP)が始まり、経済の動きが停止したかのような状況で、不動産価格が下落するのでは、とパニックになった方もいらっしゃるかと思います。サクラメント・リアルター協会の統計によりますと、予想に反し、2か月以上たった現在も値段は下がっていません。それどころか、サクラメント郡における平均売値は2019年4月が$419万ドルに対し、20年4月は$440万ドル、5月は19年が$430万ドル、20年が$432万ドルと上昇しています。この要因としては、利率が3%以下と歴史的な低さであるため、今買っておこう、という買い手が多いのに対して、コロナ禍の影響で売り手が消極的になり、売家数が前年比から40%以上減ったことのようです。内見もままならない中で、マルチプルオファーで数日で売れてしまったという話もよく聞きます。物件が市場に出てから売れるまでの平均日数は昨年4月が29日、5月は25日、今年は4月5月とも20日とますます加速しています。1sq.ft.当たりの価格も昨年4月が$236,5月が$244、今年4月が$254,5月が$252と上がっています。
外出自粛の生活で、テレワークがより一般的なものになり、家の中で過ごす時間が長くなったことで、アフォーダブルな価格で、より広い居住スペース、庭など、住み良い環境を求めて、都会から郊外のサクラメントに移住を希望する人が増えていることも要因だと思います。詳しいデータをご希望の方は、バティーノはづき(408-888=6517 [email protected])までお気軽にご連絡ください。 グラフはSacramento Association of Realtor提供
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