何十年も前にアメリカに留学してきた頃は、日本のミカンを見かけることはほとんどなく、年末年始になると「コタツでみかん」を懐かしく思い出していたものです。でも、最近は、キューティなど、それに近いものが普通のスーパーでも売られるようになり「日本のミカン」もしっかり市民権を得たようです。そして、嬉しいことに、サクラメントから30分も行くと、薩摩ミカンの名産地、ニューキャッスルがあるということを発見しました。ここには沢山のミカン農家が点在しています。
その中のひとつ、ルイスさんご家族が1998年に始めた「ニューキャッスル・マンダリン・ランチ」は5エーカーのなだらかに傾斜した土地に800本のミカンの木があり、全国に出荷しています。毎年11月第一週から12月24日までスタンドが二か月間だけオープンし、農園で収穫したばかりの新鮮なミカンの直売(10ポンド袋$14、5ポンド袋$7.50)をしています。採りたてのミカンはジューシーで味わい深く、いくつでも食べてれてしまいそう。また自家製のミカンBBQソース、ディップソース、マーマレード(各種8ドル)などもあります。ミカンとBBQソースの組み合わせは、日本人にはなかなかない発想ですが、ミカンの酸味と甘みが味を引き締め、とっても美味しくお勧めですよ。写真の女性がミカンをつぶしてジュースを絞っていますが、これを使ってソースを作るのだそうです。毎年、州外に住む親せきへのクリスマスギフトに頭を悩ませるのですが、今年はローカル色の強いこれで決まり! ミカンの直売スタンドはどこも11月、12月と期間限定でオープンし、クリスマス前でお終いですので、日本の美味しい薩摩ミカンが食べたい方は、是非早めにお出かけください。 Newcasle Mandarin Ranch 916-663-1475 3219 Hector Road Newcastle, CA95658 Open: November-December, Sunday-Friday 10am-4pm, Saturday 9am-5pm
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エルク・グローブの「よし」はロサンゼルスから来たという、河野夫妻が経営する日本食レストラン。お寿司はやはり日本人寿司シェフが握るものを食べたい!というのが人情と言うもの。こちらのチラシ寿司は写真で見てのとおり、フレッシュで大きな切り身がぎっしり乗った豪華版です。普通のチラシ寿司ではなかなか見かけないイクラ、帆立、しめ鯖などが入っているのも嬉しいところです。びっしり乗ったお刺身に負けず劣らず、その下には食べきれないぐらい、すし飯もしっかり入っています。これで21ドルというのは、とてもありがたいお値段です。また、かつ丼(10ドル50セント)は、外側がサクっとして、中身が柔らかいトンカツに、程よい量とお味の汁で、とても美味しかったです。その他、天ぷら、ラーメン、居酒屋風のおつまみメニューも充実していますので、今度は夕食を食べに行ってみたいものです。
休店日は火曜日のみ、他は毎日ランチ12時から2時半まで、ディナーは5時から9時まで営業しています。 現在、ご夫婦でお店を切り盛りしていますが、大忙しのため、キッチン・シェフ、パートの従業員を募集中だそうです。ご興味のある方は、河野さんまで是非ご連絡ください。 Yoshi Japanese Restaurant 9174 Franklin Blvd. Elk Grove, CA 95758 916-391-6822 リアルターの仕事をしていますと、当然いろいろなお家を見るわけで、とっても勉強になります。良いアイディアをいただいたり、反面教師になる家も沢山あります。よく家を売る段になって大掛かりなリモデルをする方がいらっしゃいますが、同じお金を使うなら、自分が住んでいる間にきれいな家を楽しんだ方が得だと思いませんか?
ということで、我が家も築25年、あちらこちらで手入れやアップデートが必要になってくるお年頃でして、毎年、少しづつリモデルやタッチアップをしています。80年代、90年代を彷彿させる、白いスクエアのタイル、オークのキャビネット、ブラス(金)のハードウェアなどなど気になるところはたくさんあります。(ブラスに関しては、流行が戻りつつあるということなので、ちょっと様子見です。)キッチンカウンターや、フロアリングははプロに頼んだ方がいいかもしれませんが、壁やキャビネットのペンキ塗りなど自分で手軽にできることも沢山あります。ドアを綺麗に塗りなおすだけでも、お家がリフレッシュしますよ。 今回は前から気になっていた階下のトイレに挑戦しました。タイルのフロアはプロにお願いしましたが、キャビネット、壁のペンキ塗りは自分でやりました。また、ちょっと時代遅れ感のある大きな鏡にフレームを張り付けだだけで、グッと雰囲気が変わりました。これは、古くなってエッジが変色している鏡を持て余していらっしゃる方には、簡単で安価にできる超お勧めのテクニックです。 用意するもの: フレーム用に好みのベースボード・モールディング (長さを確認して) Square Unfinished Wood Rosette (角を45度に切るのが難しいので、四角い木のタイルを四隅に置く) ペイント ゴリラ・グルー(透明)など 手順: 1)鏡の縦横長さを図る 2)角のタイル分を差し引いた長さにモールディング板を切る 3)ベースボードとロゼットにペンキを塗る(裏側が鏡に映るので、裏も半部ぐらいは塗る) 4)下方左角にロゼットをゴリラ・グルーで張り付ける 5)下方ベースボード、下方右角にロセット、右側ベースボード、ロセットと左回りにフレームを付けていきます。 最初の写真がオリジナルの姿。黄色い壁にホワイト・ウォッシュのキャビネット(すでにドアを取り外してしまった後の写真なので、よく見えませんね…残念)。最後の写真が現在の姿。壁は明るめのベージュ、キャビネットとフレームは黒で、めりはりが出たと自己大満足中! 暑さが続きますね。熱中症にならないように水分補給には気を付けなければなりません。自家製ポカリが簡単にできるという話を聞き、ネットで調べてみるといろんなレシピが出ていました。水、砂糖、塩に、ほんのり酸味はグレープフルーツ、レモン、クエン酸(量に気を付けて。少量でもかなりの酸味です)などお好みで。せっかくなら、オーガニックの砂糖やフルーツ、ミネラルの多い自然塩(岩塩や海塩)を使うといいですよね。テーブルソルトは加工され添加物も入っているので避けましょう。
いくつかレシピを試してみた結果、私はグレープフルーツの果汁を使ったものが一番おいしいと思いました。塩はピンクのヒマラヤン・ソルトを使っています。スッキリ爽やかな味で、身体にもスーッと吸収されていくような感じがします。冷蔵庫に常備しておくと便利です。 (私の場合) 材料:水1リットル、砂糖大さじ4、塩小さじ1/2、グレープフルーツ半個から一個 作り方:少し温めた水に砂糖、塩を入れてよく混ぜる。混ざったら残りの水を入れ、グレープフルーツを絞り入れ、冷蔵庫で冷やす。 9月5日(水)午前11時から午後3時まで、サクラメント・ダウンタウンのユニオン銀行に領事出張サービスがあります。パスポートや証明の申請・交付、在外選挙登録申請など各種サービスが受けられますので、この機会に是非ご利用ください。
詳しくは領事館ウェブサイトでご覧ください。 皆さん、スリフティング(Thrifting)という言葉を知っていますか?スリフトショップでお宝探しをすることです。高校生の我が息子が、今、まさにそれにハマっています。地元新聞Sacramento Beeに高校生の男の子がスリフトショップで安く買った古いカメラが超レアもので、何百ドルだったか何千ドルだったかで売れたという話が出ていました。それに大いに触発され、息子のスリフトショップ通いが始まりました。というわけで、ニューヨークに行っても、レイクタホに行っても、お宝探し。まあ、いいんですけど・・・
サウス・レイクタホに比較的最近できたGoodwillは、大きな窓のついた明るくモダンな店内、ちょっと気の利いたディスプレイで人気があるというので、寄ってみました。リゾート地とだけあって、品揃えが違い、ずらりと並ぶティンバーランド、REIなど有名ブランドのハイキングシューズと寝袋が目を引きました。いくら安くても知らない人が使った寝袋はいただけませんが、洗えば大丈夫なんでしょうか・・・。スキーシーズンが終わる頃は、スキー板、ブーツ、スノーボードなど高価なスポーツグッズが超低価格で出ているそうです。 サクラメント方面からHWY50からサウスレイクタホに入っていくと、湖の手前の右手マクドナルドの横にありますので、わかりやすいと思います。タホに行かれる際、ちょっと寄って見られてもいいかもしれませんね。お宝が見つかるかもしれません! Goodwill 1069 Emerald Bay Rd, South Lake Tahoe, CA 96150 (530) 600-4033 今日、ご紹介するのは、オレンジベールの目立たないモール(グリーンバック沿い、Winco前)にあるペルシャ料理店「コルビー・カバブ」です。イラン人の友人に、「この界隈では、ここが一番」と連れて行ってもらってからちょくちょく行くようになりました。しかも、いつ行っても、客の私たちが心配になるほど空いているので、待ち時間ゼロ、大人数で行っても絶対に座れます。
シシカバブは、皆さんもご存じのとおり、ギリシャ料理、アフガン料理、ペルシャ料理など、中東の「串焼き」です。その中でも、ひき肉(ビーフ、ラム、チキン)のうねうねしたクビデ(Koobideh)というカバブは細長いハンバーグのようなものでありますが、味付けも姿も一種独特。時々「食べたーい!」となります。数あるカバブ・レストランの中でも、同店のしっとり柔らかくジューシーなクビデは格別です。注文してから焼いてくれるからだと思います。 まず前菜にピタ(パン)とバジル、ミント、シラントロ、パセリなどハーブの盛り合わせが出てくるので、ピタの中にハーブを詰めてフェタチーズを散らしていただきます。写真はビーフ・クビデ($10.99)とビーフ・シシカバブ($12.99)ランチ。焼きトマトは黄色いサフラン・ライスにのっけて、ぐしゃぐしゃと切り刻み、混ぜます。その上にスマックという褐色の酸っぱいパウダーをかけて食べると味が引き締まります。ビーフ・シシカバブにはマッシュルーム、ピーマン、玉ねぎ、ズッキーニの串焼きもついてきます。リブアイ肉はもちろん、野菜にもしっかり味がついています。ちなみに、ラムのクビデも臭みが全然なくて美味しいですよ。お得なランチメニューは月曜日から金曜日の11時から3時までのみです。 ディナー・メニューはちょっとお高くなりますが、ボリュームもグーンとアップします。大人数でシェアして食べるとよいでしょう。今回写真ではお見せできないですが、お薦めはチキンをザクロとクルミのピューレで煮込んだFesanjan(読み方不明)です。ザクロの甘さとクルミのコクが淡泊なチキンにピッタリ合って、サフロンライスに絡めて食べると、まあ美味しい!ペルシャ料理では鍋底のおこげも珍重され、ご飯と一緒に出てきます。これがまたパリパリ香ばしくて・・・ とにかく、皆さん、是非お試しください。 Kolbeh Kabob 8700 Greenback Lane Orangevale, CA 95662 916-990-0233 カリフォルニアで一番高い橋が地元にあることをご存知ですか?な~んて、私は、友人のご主人から聞くまで知りませんでした。隠れた名所とでもいいましょうか。オーバーンの「フォーレストヒル・ブリッジ」はノース・フォーク・アメリカン・リバーを挟んでプラサー郡とシエラネバダ・フットヒルズを結ぶ、730フィート(220メートル)の華麗な姿。1971年に日本で川崎重工によって設計、製造され、アメリカの建築会社の工事で1973年に開通したそうです。こんなところに日本がしっかり関わっているとは、ちょっと誇らしい気分になりますね。橋の両方向に歩道があるので、歩いても渡れますし、車で河原まで下りて、そびえ立つ姿を遠めに眺めることもできます。橋から河原までのハイキングトレイルも橋をまじかに見ることができて素晴らしいようですよ。時間と元気があったらやってみたいものです。
サクラメント方面から行く場合は、HWY80で北へ向かい、Auburnのダウンタウンを過ぎるとForesthill Rd. 出口を右に行きます。ちょっと走るとすぐ橋が出てきます。また、河原へ下りたい人は、橋を渡った後、これもちょっと走り、Old Auburn Foresthill Rd.を右折します。数分走るとNorth Folk American Riverの看板が出てきて、今度は上の方に橋が見えてきます。看板を過ぎ橋を超えると有料駐車場があり、そこから、川へのアクセスがあり、沢山の人が水遊びして、気持ちよさそうでした。また、道端にに車を停めて川に下りていく人も多いようで、ズラッと車が並んでいました。山川草木に恵まれたサクラメントならではの手軽な夏のレジャーをお楽しみください。 「ハイ・ハンド・ナーセリー&カフェ」を中心にTylor Road 沿いにあるルーミスのダウンタウンに見つけたBBQのお店を紹介します。住所がTylor Road となっていますが、古い駅の建物に向かって路地を入り左手、大きな看板も出ていないので、わかりずらいですが、道沿いのパティオが目印です。(実際私たちは二度ほど車で通りすぎてしまいましたので要注意!)
スモークハウスというだけあって、BBQが目玉メニューです。スターターは、チミチュリ・ソースとパルメザンチーズを絡めた「タイラー・アンズ・フライズ」。チミチュリというのはフレッシュなパセリ、シラントロ、オレガノ、ガーリックのみじん切りを赤ワイン酢を混ぜたアルゼンチンのソースです。フレッシュなハーブの香りとカリっと上がったフレンチフライがうまくマッチして、ビールのおつまみに最高です。そして、今回も「ビーフ・ブリスケット」を頼んでみました。柔らかくジューシーで食が進みます。トライ・ティップのサンドイッチも(息子の食べかけの写真ですみません)モチッとしたパンがまた美味しくてお勧めです。付け合わせのコールスロー、サラダ、フルーツも、どれもフレッシュでした。さすが、農園や果樹園に囲まれたルーミスのレストランだな、という感じ。あと、地元産のルート・ビアもここの人気アイテムです。 ブリスケットに関して言えば、十数時間かけてスモークするというプラサビルの「ホッグス・ワイルドBBQ」に勝敗が上がるかな、というのが我が家の見解ですが、ガストロパブの開放的でモダンな雰囲気はカジュアルなお出かけにピッタリです。 3640 Taylor Rd, Ste C Loomis, CA 95650 (916) 824-1527 http://lbbpub.com/ ワイルドフラワー散策ツアーがあると聞いてグラス・バレーの近く、サウス・ユバ・リバー州立公園に行ってきました。ツアーは3月10日から5月13日まで、毎週土日午前11時からです。一番きれいな時期は逃してしまいましたが、それでも、トレイルには、まだ様々なワイルドフラワーが咲いていました。各野花の名前がサインに書いてあり、何気なく野原で見ていたお花さんたちにもちゃんと名前があったのね~、と新らたな発見。それにしても、こうしてよく見ると、どれもがユニークで、可憐で、可愛くて、目を楽しませてくれます。
一番人気のバターミルク・ベンド・トレイルは全長2マイル、谷底に流れる透き通ったエメラルドグリーンのユバ川の景観と、豪快な渓流の音を楽しみながら歩けるという豪華版!しかも、トレイルは傾斜がほとんどなく、平たんなので、息が切れることもなく、往復4マイル、楽々歩けてしまいます。途中でトレイルから川に降りて行くこともできるので、川辺の水遊びやピクニックも楽しそうです。お薦めのハイキング・トレイルです。来年は、是非、もう少し早く4月中旬までには行って見たいと思います。 ポイズン・オークや虫さされには、注意していただきたいので、トレイルを歩くときは、暑くても長ズボンの方がいいかもしれませんよ。駐車場は$5、ツアー参加は一人$3の寄付。(トレイルの散策はツアーに参加しなくてもできます。) |
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