小高い丘の上に、ガラス張りの近代的なテイスティング・ルームがあるアイロン・ハブ・ワイナリー。カウンターの向こうにビンヤードを眺めながらのテイスティングもいい感じです。写真の女性はオーナーさんですが、サーバーの方たちもみなさん、とても丁寧にワインの説明をしてくれました。外にはオープンなパティオがあり、360度ぐるっと葡萄畑を見渡せる眺望と解放感が楽しめます。お弁当持参でピクニックも大歓迎とのことでした。この日は、ロゼを買い求めました。コンサートなど各種イベントもあるそうなので、是非、ウェブサイトをご覧ください。
通常のワインテイスティングは一人$10で、ボトルを購入すると、そこから$10を引いてくれるそうです。ワインは$24~42ドルです。 Iron Hub Winery & Vineyards 12500 Steiner Road Plymouth, CA 95669 (209) 245-6307 1-(800) 778-WINE [email protected]
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友人夫婦に誘われて、サクラメント・カウンティの南東隣、アマドー・カウンティのワインテースティング・ツアーに行ってきました。なだらかな丘に葡萄畑が広がるアマド―・カウンティには数多くのワイナリーが集まっています。ワイン学科が世界的に有名なUCデービスが近いのも、ここにワイナリーが多い理由でしょう。周辺のワインメーカーさん多くが大学関係者のようです。さんさんと降り注ぐ太陽と緑の丘を眺めながら、ヨーロッパ出身の友人は「ここは、40分で行けるタスカニーよ」とため息をついていました。私が撮った上の写真ではその感動は伝わらないかもしれませんが、実際、本当に素敵なところです。
Behind the Cellars Door2021と呼ばれるこのイベントは40件以上あるワイナリーから4件を選び、順番に回ってワインテイスティングを楽しむというもの。通常のワインテイスティングと違って、テーブルに案内され、4~6種類のワインに軽食(おつまみ?)が付きます。ツアーのチケットは一人35ドル。ワインを飲まないDesignated Driverは軽食のみで15ドルです。来年このツアーに行かれたい方は、人気ワイナリーは予約がすぐにいっぱいになってしまうので、チケットを買ったら早目に予約されるといいでしょう。 普段のワインテイスティングは屋内のカウンターで試飲し、ボトルを購入して、外のパティオでグラスを傾けながらくつろぐという流れです。ワイナリーによっては食事を持参し、そこでピクニックすることもできます。 ワインを計20種類以上をいただき、タスカニー気分を味わい、すっかり幸せ気分になりました。ただ、ワイナリー4件は私には多すぎる感じでした。次回は、ワイナリー2件で充分満足できそうです。是非おにぎりを持って行きたいです。(ワインとの相性はいかがなものか・・・?) 今回行った、ワイナリーで気に入ったところを次にご紹介します。 ゆっくり流れる時間の中で、今、我が家のブームは自給自足を夢見て水耕栽培とガーデニングです。外出自粛規制で買い物に行くのも億劫な今日この頃。今後の食糧不足もちょっと不安と思う人も多いのか、グリーンエーカー・ナーセリーに行くと、野菜の苗のセクションは結構な人出でした。トマト、キュウリ、ナス、ピーマンなどの苗を買い求め、庭の菜園に植えました。また、簡単にできて楽しいのが、窓辺の水耕栽培です。スーパーで買ってきたネギ、キャベツ、セロリ、白菜などの料理に使わない芯の部分を水に漬けて窓辺に置いておくと、そこから葉っぱや根が出てきて、とても面白いのです。特にキャベツの芯の部分から少しづつ葉が伸びてきた時にはびっくりしました。今後どのように成長していくのか興味深々です。白菜も切り口の中心部分から、どんどん葉が盛り上がってきました。植物の生命力、成長の過程を目の当たりにすることで、とても勇気づけられ、癒し効果抜群です。今まで、これほど生命力のあるものをポイッと捨てていたんだと思うと申し訳なくも感じます。こんな単純なことが、喜びとなることも新鮮です。外出自粛生活で退屈されている方、落ち込みがちな方、窓辺の水耕栽培、お勧めですよ!
5月17日追記 根が出てきたキャベツとセロリを外のプランターに植え付けました。でも、この暑さのせいか、セロリーは一晩にして、しなってしまい瀕死状態。キャベツもあまり元気そうではありません。やはり、水耕栽培のままにしておくべきだったのでしょうか・・・。ネギは、外に植え付けても元気に伸びていっています。 ベイエリアからサクラメント方面に引っ越して、楽しみにしていたことの一つは家族でスキーに行くことでした。1960年冬季オリンピックが開催されたスクワ・バレー、ヘブンリー・バレーなど世界有数のスキー場まで2時間弱。自宅から一番近いシエラ・アット・タホは、一時間15分で行かれる手頃さ!レイクタホの雄大な景色を眼下(ヘブンリー、ホームウッドなど)に白銀のスロープを滑走するのは最高に贅沢な気分です。スキーはやっぱり楽しいです。ということで、せっかくサクラメント周辺に住んでいるなら、是非スキーを楽しんでいただきたいものです。
シーズンに何度も行くのでなければ、レンタル・スキーで十分です。当日スキー場でもレンタルできますが、書類記入から、試着、調整まで、一時間近くかかる時もあり、時間がもったいないので、地元で一式借りて行き、スキー場に着いたら即、滑り出すというのがお勧めです。オトーズ・マーケットと同じフリーポート沿いにあるので、とんがり屋根の建物には見覚えがあるかもしれませんが、「ランド・パーク・スキー&スポーツ」は知識と経験のある親切なスタッフがレベルと足に合ったブーツや板を丁寧に選んでくれるので安心です。一式40ドル(大人用)、30ドル(子供用)で前日にピックアップ、一日滑って、翌日返却なので余裕です。ここでは、もちろん新品のスキー用品も多数揃えています。 Land Park Ski & Sports 4207 Freeport Blvd Sacramento, CA 95822 Phone number (916) 438-9111 Website landparkski.com 余談ですが、どのスキー場もリフト券は100ドル前後と決して安くありません。ウェブサイトから割引きチケットを購入することもできますが、これは日にち指定なので、当日行けなくなった場合、返金はできないので要注意です。お得なのは「シエラ・アット・タホ」のリフト券がコストコで2枚組148ドル。日にちの指定がなく、万が一使わなかった場合は返品できるというのも安心感があります。 男女混声合唱団「サクラメント・マスター・シンガーズ」のクリスマスコンサートは、このシーズン、どんなに忙しくても欠かすことのできない特別なイベントです。コンサート会場はサクラメント・ダウンタウンのセント・フランシス教会。ステンドグラスが張り巡らされた美しい礼拝堂の中で聴く、天使の歌声でクリスマス気分が一気に盛り上がります。幾重にも重なる澄んだ歌声が、時には涙を、時には笑顔を誘い、コンサートが終わった後は、体が感動でジーンとしてしまうほど。皆さんにも、是非、この感動を味わっていただきたいと思います。12月15日、17日、18日、21日の4公演は大人22ドル、シニア15ドル、学生10ドル。また、17日の午後2時からは、子供向けのショート・プログラムがあり、子供3ドル、大人5ドル。詳しくは、以下リンクでご覧ください。
http://mastersingers.org/concert-series/master-singers-christmas 11日午後7時にはフォルサム・レイク・カレッジのハリスセンターでも、同テーマの特別コンサートがあります。ハリスセンターはこじんまりとしていますが、大変クオリティの高いコンサートホールです。どの席に座っても舞台が良く見えるのが嬉しいです。チケットはこのリンクから。 アメリカ西部、初の美術館として1885年に開館した歴史のあるクロッカー美術館。19世紀のヨーロッパ風建造物と2010年に建った超近代的な新館が渡り廊下でつながり、二つの別世界を一度に満喫することができます。
新館は広々としたモダンな空間にコンテンポラリー・アートの展示物が心地よく並んでいます。現在、展示中のガラス・アートの部屋は撮影禁止だったので、残念ながら写真ではお見せできませんが、カラフルで繊細なガラスの芸術品は見るものを魅了します。特に存在感があったのは、すりガラスでできた着物姿の女性像です。顔や手足はなく着物だけなのに生命を感じる、ちょっとオカルトチックな雰囲気で注目を集めていました。 一方、渡り廊下で旧館に入ると、イタリア風の凝った装飾の室内には近世ヨーロッパの肖像画、宗教画、工芸品、骨董家具などが所せましと展示されています。薄暗い照明とレトロな匂いがますますその雰囲気を盛り立てて(?)います。あまりの密度の濃さに息苦しくなり、新館に逃げ戻ったのは私だけでしょうか…。でも、こういうのが好きな方には、見ごたえのあるコレクションだと思います。 サクラメントが誇る歴史のある美術館、クロッカー・アート・ミュージアムに是非一度、足を運ばれてみてください。 Crocker Art Museum 216 O Street Sacramento, CA 95814 http://www.crockerartmuseum.org/ サクラメントの日本人女声合唱団「桜コーラス」のコンサートが6月5日(日)、パークビュー・プレスビテリアン教会にて行われます。日本の懐かしい曲の数々をお楽しみいただけます。コラースを挟んで、今回は珍しい「お神楽」の上演、コーラスを率いる榊原晴子さん作曲の「シベリアの歌」の初演など盛りだくさんのコンサートとなりそうです。また、来シーズンに向けて、新メンバーを受け付けるそうですので、コーラスに参加してみたいという方も、是非おでかけください。
6月5日(日曜日)午後12時10分開演 Parkview Presbyterian Church 727 T Street, Sacramento CA 入場料: 大人10ドル 学生5ドル 12歳以下無料 詳細は榊原晴子さんまでメールでお問合せください。[email protected] キャメロン・パークはサクラメントからHWY50で東方、フォルサム、エル・ドラド・ヒルズの次の町ですが、ここにビックリするような住宅街を発見しましたのでご報告。フリーウェーをキャメロン・パーク・ドライブで出て、北に向かって走ると左手に小さな飛行場が見えます。飛行場手前を左折すると、「キャメロン・エアパーク・エステート」の入り口が見えます。住宅街なのですが、何となく漂う異様なオーラに好奇心をそそられ、中に入りました。まずフリーウェーのような大幅な道路にビックリ!もう少し走ると、家の前に停まっているセスナ機を見て、もっとビックリ!!お屋敷のような家もありますが、普通の家もあり、共通しているのは、どの家にも飛行機用の大きなガレージがあることです。長いアメリカ生活で、東部、中西部、南部といろんな所に行きましたが、こんな光景にはお目にかかったことがありません。家に帰ってネットで調べると、ここはカリフォルニア最大の自家用飛行機愛好家のためのコミュニティだそうです。住民のみなさんは「ちょっとサンタクルーズにお昼行ってくるわ。」とか言いながら、飛行機に乗って、家から滑走路のような道路を走り、隣接する飛行場から飛び立っていくのだそうです。交通渋滞なんて関係ない、まさにアメリカン・ドリーム?でも、この世知辛い世の中にあって、自家用飛行機を持とうなんて言う若い世代は極少数派。住民の高齢化(平均年齢70歳以上)が進む一方なのが悩みだとか。飛行機好きのみなさん、キャメロン・パークでアメリカンドリームを叶えてみてはいかがですか?
読んで応援、貴重な日本語の古本屋さん
これだけはサクラメント周辺にはない!と思い込んでいた日本語の古本屋さんがあるという嬉しい情報をキャッチ。さっそく行ってみました。オーナーの浅野剛さんとパトリシアさんご夫妻がやっているブーメラン・ブックスは英語、日本語の古本がずらりと並んでいます。ここで買った本で、読み終わりいらなくなったものは、お店に持っていくと、購買価格の40%のストア・クレジットがもらえます。お手持ちの日本語書籍も持っていくとストア・クレジットで買い取ってくれます。日本人の本好きのみなさん、このようなお店は、たいへん貴重ですので、読んで応援!です。 6925 Greenback Ln, Citrus Heights, CA 95621 Phone (916) 722-6133 |