なかなか行く機会のなかった、イースタン・シエラにシーズン終了ギリギリセーフで行ってきました。ヨセミテ国立公園までは、みな一度は行ってみようと思うと思いますが、山越えして、その先のイースタン・シエラまで足を延ばす方は少ないのでは?私も然り、そんな感じでチャンスを逃していました。サクラメントからだと、ハイウェイ50でサウス・レイクタホに向かい、手前の89番で南下すると、時短で行きやすいのです。でも雪深い所なので、11月早々に89番道路が閉鎖されるため(積雪の状況によるので行く前にはチェック)、行くなら5月~10月がよろしいかと思います。
イースタン・シエラの素晴らしさは、観光化されておらず、とにもかくにも大自然が堪能できるところです。眺望ポイントからモノ湖を見下ろすと、眼下に広がる盆地のスケールの大きさに圧倒されます。10月の最終末だったので、雪化粧のシエラ山を背景に、まだ紅葉が綺麗でしたが、プライムタイムは10月中旬のようです。 モノ湖にはトゥファ(Tufa)と呼ばれる、尖った石灰岩の群集が多数あることで有名ですが、その神秘的な様相には心を奪われます。北アメリカでもっとも古い湖の一つであると言われ、アルカリ性で非常に塩分濃度の高い塩湖なので、夏はプカプカ遊泳を楽しむ人で賑わうそうです。今回はオフシーズンということもあって、聞こえるのは、鳥たちが水遊びをする音と時々上空を通る飛行機の音だけという、ほぼ無音状態がまた素晴らしかったです。ハイウェイ395沿い、リー・バニングのダウンタウンにあるモノ・レイク・インフォメーション・センターでは、湖の歴史や情報がわかりやすく展示してあるので、まずはそこで知識を仕入れてから行くと、理解が深まりもっと楽しめると思います。最もモノ湖らしい風景を堪能するなら、南下のサウス・トゥファへ行かれることをお勧めします。
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