秋になると、サクラメンタン(サクラメントの人々)の話題に真っ先に上るのが「アップルヒル」。リンゴの収穫で有名なカミノ市には果樹園、農園、ワイナリーが点在し、いつもはのどかな田舎の風景も、秋はちょっとしたお祭り騒ぎです。Hwy50で東に向かいプラサビルを過ぎ、Schnell School (Exit. 48) を左に出ます。約五十カ所の農園が9月下旬から12月上旬にかけて仮設店舗やカフェをオープンし、もぎたてのリンゴや各種フルーツ、手作りパイ、ペイストリーを販売します。アート・フェアやメイズなど子供の遊び場を用意しているところもあり、家族全員で一日楽しめるところです。この伝統は50年以上続いていて、毎年多くの人が訪れます。各農園の自慢のアップルパイ、揚げたてのアップル・ドーナッツ、搾りたてのアップル・ジュースなどを紅葉を眺めながらいただく、って、とってもリッチな(心が)気分です。まずは、「アップルヒル・グローサーズ」のウェブサイトで、地図をプリントして持っていくと便利です。週末は各種イベントもあり混みますので、交通渋滞を覚悟して行ってくださいね。のんびり秋の風景を楽しみたいという方は、平日訪れるといいでしょう。多くの農園があるので、全部網羅していませんが、いくつか気に入った所をご紹介します。
BODHAINE RANCH: オーガニックのリンゴ果樹園。私は、ここでリンゴを買って、皮つきのままアップルパイを作ります。栄養は皮にありますし、剥く手間が省けて楽ちんです。オーガニックだからこそできること。ここで作っている各種アップルパイは、スライスを買って店内で食べても、ホールで買って持ち帰ることもできます。オーナーは日本に留学経験のある中国人メイリンさん。日本語で話しかけると喜んで答えてくれます。 BOLSTER’S HILLTOP RANCH: フレッシュで濃厚なアップルサイダーが美味しくて有名。試飲させてくれます。 BOEGER WINERY: エルドラド郡で最も古いという歴史のあるワイナリー。趣のある建物の中のテースティング・ルームは素敵です。庭にテーブルがあるので、買ったワインを開けて、持参したランチでピクニックができます。「Barbera」が自慢のワイン。 LARSEN APPLE BARN : リンゴを販売するバーン、アップルパイ、アップル・ターンオーバーが食べられるレストラン、水車、古い農機具を展示したミュージアム、ペッティイング・ズーなど盛り沢山。アップル・ヒルの真ん中に位置するので、見逃すことはありません。 BILL’S APPLES / FELICE’S DOLLS: ゆるい傾斜面一面の色とりどりの花畑がお見事!Cable Road沿いで、道路からもよく見えます。リンゴやお土産物を売っています。
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