マイニング(鉱業)最盛期、1880年代に敷かれたプラサビル・アンド・サクラメント・バレー・レイルロードはフォルサムのオールドタウンからプラサビルまで続いています。現在は、観光用の機関車が時々走るだけですが、歴史を刻んだ線路はそのまま残っていて、知る人ぞ知る素敵なハイキングルートです。フォルサムの南側、Placerville Rd.とWhite Rcok Rd.の交差する辺りに車を駐車して、線路沿いの道を歩き始めます。線路の上を歩いても良し、その脇の小道を歩いてもよし。いつか観た映画「スタンド・バイ・ミー」の場面と重なります。ストーリーはよく覚えていないものの、何か心にジーンと来るものがあったような…。もう一度、観て見よう、などと考えながら、のどかな草原、森を抜け、川を渡り、延々と続きます。川を渡るところは、線路を歩くしかなく、枕木の隙間から下方に水流が見えるので、ちょっとスリリングです。高所恐怖症の人には向かないかもしれません。でも、冬の優しい日光と穏やかな美しい緑豊かな光景に浸っていると、足が自然に動いてしまいます。そして、なんと8マイルで目的地、ヒストリック・ポイントであるラトローブ駅に到着。清々しい達成感に浸るも、翌日は、膝ががくがく、足に水膨れができるなど、やはり8マイルは難関でした。全行程の中間地点ぐらいで、Latrobe Rd.に出るので、その辺で誰かに車で迎えに来てもらい、後はラトローブ駅までドライブして行くのもいいかもしれません。次回はラトローブ駅から、シングル・スプリングス、プラーサビルまで、歩いてみようという話になっています。
以下の地図では、ラトローブ駅をピンポイントしていますが、そこから出ている薄いグレーの線が線路です。
0 コメント
返信を残す |