エメラルド・ベイ辺りの道路沿い(89番)では、見事な紅葉(でもほとんど黄色)が見られました。みなさん、車を停めて写真を撮っていました。もうしばらくは、こんな秋の風景が楽しめるのではないでしょうか。是非、秋の行楽はレイク・タホへ!
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シュガー・パイン・ポイント州立公園は、美しい湖畔にカリフォルニアの歴史を垣間見ることのできる、絶対お勧めスポットです。以前、ブログでご紹介したエメラルド・ベイのバイキングホルムスも似たようなヒストリカルなセッティングですが、こちらは、パーキングから湖畔沿いに舗装されたトレイルに入れ、サイクリングはもちろん車椅子やベビーカーでも楽々散歩できるので万人向けです。バイキングホルムスは、駐車場から急降下のトレイルを30分ぐらい歩かないと到達できず、「行きはよいよい、帰りは恐い」でした。80歳近い母は、湖畔まで下りることはできたものの、帰りの上り坂に苦戦し、息子たちが母の腰にタオルを巻いて引っ張り上げたのを思い出します。(汗!)
話はシュガーパインに戻りますが、金融ビジネスで財を成したイザイヤ・ヘルマンという富豪が1903年に夏の別荘として建てたヘルマン‐アーマン・マンション(名称:シュガーパインロッジ)は、ヨーロッパ風のどっしりした構えで、趣のあるゴージャスさです。桟橋からは、底が透けて見える真っ青な湖水、黄金の葉っぱが輝く木の向こうに豪邸が見え、なんとも優美な景観です。豪邸以外にも、ファイヤーハウス、バスハウスなどがあり、当時の様子が伺えます。湖畔にはピクニックテーブルやベンチがありますので、お弁当を持って行かれてもいいと思います。 駐車代は当公園のみ有効で$5でした。 今回は時間があったので、ついにレイク・タホ一周ドライブを達成しました。まずは普段なかなか行かないネバダ州サイドからスタートしました。HWY 50沿いにカジノの集まる賑やかなダウンタウンを抜けると、グッと静かになります。あまり観光化されておらずレストランやホテルもなく、ビーチアクセスの看板もほとんど出ていないので、行きたかったZypher CoveやSecret Coveはいつの間にか通り過ぎてしまいました。残念!ようやく左手に駐車場らしきものを見かけたので、引き返してみると、パブリックの無料駐車場で、そこからはエメラルドグリーンの透けるような湖が一望できます。レイク・タホの歴史を説明するプラークやトイレまで完備されているのだから、道路側にサインぐらい出しておいてよ~!と言いたくなります。ゴロゴロ大きな岩の間に底まで見える透き通った湖水がネバダ側ビーチの特徴のようです。Chimny Beachへ降りて行けるトレイルもあり、駐車場から見下ろすと遠い感じがしますが、実際はビーチまで15分もかかりません。今回は行きませんでしたが、岩場を越えて先に行くと砂浜があり、石造りの煙突(チムニー)のような物が見えました。ラッキーにこの駐車場を見つけられた方は是非行ってみましょう!
レイク・タホは自宅から充分二時間で行けてしまうので、大抵、日帰り、カリフォルニア側のエメラルドベイ辺りの景観を楽しんで帰るというのが定番になっています。でも今回は紅葉のレイク・タホをじっくり味わいたいということで、一泊旅行にしてみました。泊ったのはサウス・レイク・タホの「タホ・レイクショア・ロッジ&スパ」。湖の目の前に建っていて、プライベートビーチがあるので、部屋を出たら砂浜という素晴らしい立地条件です。この時期は夏と違って、ボートやジェットスキーの数も少なく穏やかです。砂浜でお弁当を頬張り、読書したり、瞑想したり、夜は星空観測など、のんびりレイクタホの景観と波の音を満喫することができました。ホテル自体は年数がたっている感は否めませんが、リーズナブルなお値段で、レイクビューというのは、なかなかないと思います。プール、ピクニックテーブル、ビーチバレーコートもあり、小さいお子さん連れにも適しています。また、ホールフーズや各種レストランにも歩いて行ける便利なところにあります。
この夏は、COVIDに追い打ちをかけるように山火事が至る所に発生し、大変でした。楽しみにしていたバケーションのキャンセルを余儀なくされた方も多かったと思います。ということで、最近の私は、お天気と空気さえ良ければ、ラッキー!さあ、出かけよう!という意気込みで、行楽の秋を楽しんでいます。これを逃したら、次に何が起こるかわからない、という強迫観念にも似たようなものがあります。そして今まで以上に、自然や友人たちとの時間の有難みを感じています。
お天気の良い週末、エルドラド・カウンティにある、ハッピーバレーに行ってきました。サクラメントから行く場合は、HWY50でMissouri Flat Rd.のExitで下り、右折します。まっすぐ行くとPleasant Valley Rd. に突き当たるので、左折して西部開拓時代の名残のある街並みや牧場など、長閑な風景を走り続けると、ようやく右手にHoliday Marketというスーパーが出てきますので、その手前のMt. Aukum Rd.を右折、Happy Valley Cutoff Rd.を左折し、ピンカーブを抜けると、コスムナス川にかかる超レトロな橋(写真♯1&2)が出てきます。特に看板とかパーキングはないので、わかりにくいのですが、橋の手前周辺に路上駐車して、橋脇の小道を入っていきます。(あまりにアバウトな下手な説明で申し訳ないですが、これしか言いようがありません...)小道は、岩が多く、上がったり下がったりして、結構な獣道。小さいお子さんやお年寄り向きではありません。 大きく滑らかな岩々と自然のスイミングプールがあるということで、夏は若者や家族連れで賑わいます。さすがに今回は10月に入り、泳げるほど暖かかったのですが、人っ子一人いませんでした。小道の下に見える川辺には、見事に丸い穴が削られた、ユニークなフォルムの岩々など、何千年もかけて出来上がった自然の芸術品が楽しめます。一列目一番下の写真は、フランケンシュタインの顔が半分水に浸かっているように見えませんか?その横には巨大な頭蓋骨?ちょっと不気味。 15分も行くと、小道は行き止まりになるので、川辺に下りていきます。冷たく澄んだ水の流れる浅瀬と、岩穴を通り抜ける小さな滝があり、とてもリラックスできます。滝を滑り台にしたり、滝壺にジャンプしたり、アクティブに遊ぶこともできそう。ラッキーなことに、キラキラ金色に光る小カエルちゃんに遭遇、写真を撮らせてもらえました。親友に写メしたら、早速良いことがあったそうです。皆さんにも是非良いことがありますように! ここは、私有地ですが所有者が一般の人たちに自由に使わせてくださっているそうなので、やはりゴミなどは散らかさないようにしたいものです。また、浅瀬で安全そうに見える川でも、侮ってはいけません。今夏もこの周辺で水難事故があったそうですので、行かれる方はくれぐれも気を付けてください。 驕奢なグランド・アイランド・マンションとは対照的なのが、日系移民の歴史が残るウォルナット・グローブのヒストリック・ダウンタウンです。1920年代から農業に従事する日系移民で栄えた街で、かつての日本人学校、食品店、床屋、豆腐屋さんなど当時の街並みがそのまま残っています。仏教会があったので、覗いていますと、ラッキーなことに建物を管理されている新本トーマスさんが現れ、中を見せてくださいました。講堂には日本人街として繁栄していた当時の写真が展示されていて、大変興味深かったです。第二次世界大戦時の強制収容で、日本人はみな街を去りました。当時の日系移民には土地の所有権がなかったため、戦後、ここに戻ってくる人はほとんどいなかったとか。今、ウォルナット・グローブに住む日本人は数人しかいないそうです。悲しい歴史ですが、質素なその街並みには日系移民の力強さと、そこはかとない懐かしさの漂っています。日本人なら、一度は行ってみたいところです。
South River Dr.をさらに南に下っていき、Steamboat Slough Bridgeを渡るとGrand Island Rd.が出てきて、「ヒストリック・サイト」の看板があったので、右折します。川沿いに広がる果樹園を眺めながらしばらく走りますと、突如、イタリアンルネッサンス風の大豪邸が現れてビックリ!グランド・アイランド・マンションと言って、農園経営者として財を築いたルイス・W・マイヤーズの妻が1920年に完成したという歴史的建造物。現在は結婚式やイベントなどで使われる以外は一般公開していないので、道路側からのぞき込むだけになりますが、彫刻や噴水、ガゼーボで美しく設計された庭園を見ることができます。建物は4階建て58室。最盛期にはルーズベルト大統領や大女優グレタ・ガルボも訪れ、華やかな宴が模様されていたそうです。その栄華も長く続かず、世界大恐慌で、マイヤーズ家は手塩にかけた豪邸を手放すことになりましたが、今でも、その豪華さ美しさはしっかり保存されています。一度中を覗いてみたいものですね。
シェルター・イン・プレイス(SIP)で静まり返っていたサクラメント・カウンティもそろそろ規制緩和となり、お店が営業を再開し、店内飲食ができるレストランも出てきました。外食が好きな私でしたが、SIPの間は、お弁当やテイクアウトを持って近場ドライブに行く楽しみを覚えました。
私の大好きなドライブコースをご紹介します。サクラメント・リバー沿いに広がるデルタ・ショアズは、サクラメント川を中心に大小の川が入り組み、肥沃な土地と渡り鳥の楽園を形成していて、歴史的見どころも多いところです。緩やかに流れる川の横には葡萄畑や果樹園が広がり、ところどころに古いビクトリア調の家を見かけます。川の両脇の土手の上を走る、River Dr.とS. River Dr.からはキラキラ輝く水面とのどかな田園風景、季節によっては渡り鳥の群れが眺められ、解放感のある素敵なドライブです。 サクラメントからだと、Hwy.5で南に下り、Cosmunes River Dr.の出口で下り、右側に向かうとFreeport Blvd.に当るので左折しますと、そのまま川沿いを走るリバー・ドライブになります。左折してすぐにFreeport Bridgeが出てきますので、橋を渡るとSouth River Dr.で、そちらにも、観光スポットや見所がありますので、追ってご紹介します。 どんな仕事でも楽しくないと効率が上がりません。洗濯も然り。私の場合、乾いた洗濯物を畳むのとアイロンがけが苦手でした。今まで、ただ単に苦手なんだと決め込み、なぜなんだろう?と自問することはなかったのですが、今回の自粛生活で、考える時間ができました。ランドリールームに入り部屋を見回しているうちに、窓がないため薄暗い閉塞感が原因なのでは?と気が付きました。そこで、楽しく作業できる居心地のいい空間をクリエイトすることに決定!早速、ケリー・モアにペンキを買いに行きました。壁は「太陽さんさん」イメージの黄色、くすんだクリーム色のドアに鮮やかな白を重ね塗りしてメリハリを付けました。また、狭い部屋でも、アイロンがけができるよう、ドアに折り畳み式のハンギング・アイロン台を取り付けました。これで、洗濯作業全てがこの部屋で完了するという能率の良さ!(自画自賛)思い出の絵や写真などもペタペタ貼って、洗濯が楽しくて仕方ない、と思える部屋にしたいと思います。
小さい空間なので、数時間で出来て、色に飽きたら、また塗り替えられるいう気軽さもいいです。ランドリールームに限らず、ペンキ塗りは、何かマンネリを感じている方、モチベーションアップを図りたい方にお勧めの簡単リモデルです。部屋全体を塗るのは大変と思う方は、壁の一面の色を変えるだけでも、大分雰囲気が変わります。 誰にも邪魔されず、ユーチューブなどを見ながら「自分の城」でのお洗濯が、毎回楽しみになってきました。 |