これまで、熱があり、コロナウィルスと思しき症状のある人だけが受けられた、COVID-19感染テストが18歳以上であれば誰でも無料で受けられるようになりました。ただ、窓のある車の中で受けることになるので、オートバイやコンバーティブルは不可だそうです。申し込みはCovid-19ベースラインプロジェクトのウェブサイトからできます。住所、名前、生年月日、人種、いくつかの健康状態に関する質問に答えてから、予約を取るようになっています。
幸いサクラメントはカリフォルニアのメジャーな都市の中では、感染率が最下位だそうです。また、少しづつ店舗も再オープンしていくようですので、この外出自粛生活も、もう少しの我慢かな、と思いたいところです。
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ゆっくり流れる時間の中で、今、我が家のブームは自給自足を夢見て水耕栽培とガーデニングです。外出自粛規制で買い物に行くのも億劫な今日この頃。今後の食糧不足もちょっと不安と思う人も多いのか、グリーンエーカー・ナーセリーに行くと、野菜の苗のセクションは結構な人出でした。トマト、キュウリ、ナス、ピーマンなどの苗を買い求め、庭の菜園に植えました。また、簡単にできて楽しいのが、窓辺の水耕栽培です。スーパーで買ってきたネギ、キャベツ、セロリ、白菜などの料理に使わない芯の部分を水に漬けて窓辺に置いておくと、そこから葉っぱや根が出てきて、とても面白いのです。特にキャベツの芯の部分から少しづつ葉が伸びてきた時にはびっくりしました。今後どのように成長していくのか興味深々です。白菜も切り口の中心部分から、どんどん葉が盛り上がってきました。植物の生命力、成長の過程を目の当たりにすることで、とても勇気づけられ、癒し効果抜群です。今まで、これほど生命力のあるものをポイッと捨てていたんだと思うと申し訳なくも感じます。こんな単純なことが、喜びとなることも新鮮です。外出自粛生活で退屈されている方、落ち込みがちな方、窓辺の水耕栽培、お勧めですよ!
5月17日追記 根が出てきたキャベツとセロリを外のプランターに植え付けました。でも、この暑さのせいか、セロリーは一晩にして、しなってしまい瀕死状態。キャベツもあまり元気そうではありません。やはり、水耕栽培のままにしておくべきだったのでしょうか・・・。ネギは、外に植え付けても元気に伸びていっています。 コロナウィルスで外出自粛生活に入ってから、そろそろ一ヶ月が経とうとしていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?毎日、感染者数、死者数、失業者数が記録更新され、滅入ってしまいます。また大切なご家族や友人を亡くされた方々に対しては、本当に心が痛み、一日も早くパンデミックが収束することを願ってます。
長い人生、後にも先にも、これほど家でゆっくり時間を過ごしたことはありませんので、せめてポジティブな気持ちで、稀有な体験を乗り切りたいと思います。家から出るといったら、必需品の買い物と散歩ぐらいです。私も運動不足を解消するため、ほぼ毎日、家の周りのトレイルを歩いていますが、びっくりするほど多くの人が歩いています。でも気づいたのは、みなお互いの距離を保ちながらも、リラックスした面持ちで、以前より、にこやかに挨拶してくれる人が増えたことです。不便を強いられている一方、あわただしい日常生活にストップがかかり、諦めと共に心に余裕ができたのかのよう。満面の笑みをたたえながら、ジョギングしている不思議な人もいました。今までの、時間に追われた生活はいったいなんだったんだろう?今回の自粛生活は従来の生き方を振り返る機会にもなっているようです。 数週間前からフォルサムの遊歩道に小石のアートが出現し、人々の不安な気持ちを和ませてくれていますので、ご紹介します。レキシントン・ヒルズのキッズ・パークの近く、ノース・レキシントンとサウス・レキシントンを結ぶ小道に、誰が始めたのか「ペインティッド・ロック・トレイル(小石アートの小道)」と看板が出ています。中には、芸術的な作品もあって、散歩中の人もみな、足を止めて眺めたり写真を撮ったりしています。賛同者が増え、始めは数個だった小石アートが今では沢山並んでいます。こういうコミュニティの励まし合いっていいですよね。なんかジーンと来ました~。 ウォルナット・グローブを折り返し地点にして、リバー・ドライブをサクラメントに向かいます。隣町のロックは中国系移民の繁華街だったヒストリック地区。角に、「一体いつの時代の?」と言いたくなるような古い中華料理店「ロック・ガーデン」があります。道路側からは分からないのですが、そこを一歩入った通りは、突然空気がワープしたような「千と千尋」の世界。今にも崩れ落ちそうな建物が立ち並び、かつての繁華街だったことを伺い知ることができます。小さな公園には鉄道建設や農業に従事する中国系移民の生活が描かれた碑があり、当時の様子がうかがわれます。実際にアート・ギャラリー、土産物店、バーなどが営業しているところもあります。
アート・ギャラリーのオーナー、ニン・ホウさんは、もとサンフランシスコ・アート・アカデミーで教鞭をとられていたアーティストで、ベイエリア在住ですが、隔週でロックのギャラリーに滞在し、制作活動やアートクラスを開催しているそうです。また、時代がかった中華料理店は、Yelp!でも高評価を得ているので、一度試したいと思っていってみるのですが、休業日だったり、早く店じまいだったりと、まだチャンスがありません。 コロナウィルスの脅威が世界中に広がり、ここサクラメント周辺でも死者がでるなど、深刻な問題となっています。東大病院の皮膚科医師であり、現在UCデービス・メディカルセンターに研究留学でいらしている山田大資(だいすけ)先生からアドバイスをいただきましたので、共有させていただきます。
********************************* 感染予防は何であっても、基本的には手洗いが最重要と思います。 自分のもの以外を触れた後は、自分のものを触れる前に手を洗う もしくはアルコール消毒する形かと思います。 例えば、家に帰ってきたらすぐに手洗いとか、 外出中は顔を触らないようにします。 (外出中は自分のもの以外のものを触っていることが多いので、 顔を触ると、顔に病原体を塗り付けるリスクがあります) 以下はシンガポールでの予防/感染拡大防止のための指導ですが、参考になります。 1. 石鹸をつけて、頻繁に手洗しましょう。 2.1日2回、体温を測りましょう。 3. 手で顔を触るのは止めましょう。 4. 家の中や身の回りの物を清潔に保ち、通気を良くしましょう。 5. くしゃみや咳をする時はティシュペーパーで口を覆いましょう。 6. 気分が悪い時はマスクをし、医者に診てもらいましょう。 7. 気分が悪い時は混雑している場所には行かず、家にいましょう。 8. 自宅隔離命令や休職命令を遵守し、指定された場所にいましょう。 ************************************ 「手を洗う」のは、大方の人が気を付けていることだと思いますが、「顔を触らない」よう気を付けている人はあまりいないのではないかと思います。私自身、無意識に顔を触ってしまいます。考えてみると、顔には目鼻口があり、菌が入りやすいですよね。現在は洗面所にリキッドソープとアルコールを入れたポンプを置いています。どうぞみなさん、無事にコロナウィルスを乗り切れますように! そして、山田先生、アドバイスありがとうございました。 今やウーバーやリフトなど、安くて手軽な乗車サービスが一般的になり、従来のタクシーやリムジン・サービスなどは苦戦を強いられています。昨年末はサクラメント空港と各自宅を結ぶ「スーパーシャトル」が打ち切りになりました。
そんな中で、2020年1月5日から、サクラメント・リージョナル・トランジット(SacRT)とヨロバス(Yolobus)が共同で、ダウンタウンから空港間の「エアポート・エクスプレス・バス RT142」サービスが始まりました。ダウンタウンのバス停13カ所から乗車することができ、週7日、20-30分毎に走っています。郊外に住む人は、まずダウンタウンまで行かなければなりませんが、ライトレールの駅に近いバス停もありますので、乗り継ぎが簡単にできるようになっています。片道$2.50と格安ですし(12年生までは無料)、時間の余裕があれば、エアポートでの駐車料金がセーブでき、悪くない選択かもしれません。 マップ、時間表、乗車方法は、こちらのウェブサイトからご覧ください。 1月10日の「サクラメント・ビー」紙に、記者三人が三日間の旅行に出るという設定で、オフィスからそれぞれ、自車、ウーバー、バスで空港まで行き、所要時間と経費を比較するという面白い記事が載っていました。結果は、バス:コスト$2.50で、39分。自車:長期駐車場代$30にガス代が$1-2。所要時間は駐車場からシャトルバスでターミナルまでを含めて30分。ウーバー:$20.95 + $4(チップ)アップでリクエストしてからターミナル到着まで23分。帰りを考慮すると、バスは往復で$5で78分。自車は$34で1時間。ウーバーは$50で46分、ということになります。 欲を言えば、ライトレールでサクラメント空港まで行けるようになると最高ですが、少しづつでも公共交通機関が改善されるとサクラメントの生活が豊かになりますね。 干し柿というと、その昔、お祖母ちゃんがコタツでお茶を飲みながら食べていたのを思い出す、懐かしい食べ物です。そういえば、アメリカに来てからは一度も口にしたことがないような。。。先日、知り合いが「美味しい干し柿を作って売っている所があるよ」と教えてくれたので、懐かしい気持ちでグラナイト・ベイのオートウ・オーチャードを訪ねました。
田舎道のようなEureka Rd.に手書きの看板が出ているだけなので、フッと通り過ぎてしまいそうなところです。中に入っていくと店舗があり、その向こうに果樹園が広がっています。干し柿だけでなく、ミカン、ナシ、季節の野菜なども売っています。日系人オーナーの倉富利治(トシ)さんが、干し柿が吊るしてある小部屋に案内してくれ、製造工程を説明してくださいました。柿がなると柔らかくなりすぎない頃合いを見て収穫。一つ一つ皮を剥き、ヘタを綺麗に処理してから、紐に吊るす。外に干す。時々柿を揉んで様子を見る。屋内の小部屋に移して、いくつもの扇風機をかけてひたすら乾かす。また揉む。ちょうど食べごろかという頃、冷凍庫に入れてしばらく保管してから出荷。FDAの規定により、万が一、虫などが入っていた場合に冷凍して殺すことが目的だそうで、本来なら冷凍する前に食べるのが一番美味しいんだけど、とトシさんはおっしゃってました。柿の収穫から干し柿完成まで、8週間近くかかることもあり、大変な手間暇がかかっているんですね。愛情がなければ、できないことです。 ということで、干し柿のありがたみを実感しつつ、三つ入ったパッケージ(約10ドル)を購入して帰りました。肝心のお味は、といいいますと、モチッとした歯ごたえ、ほのかな甘みで、干し柿って、こんなに美味しかったんだー!と再認識した次第です。トシさんが教えてくださった、柿の中にクリームチーズを詰めて薄切りにしてクラッカーにのせたオードブルも好評でした。ちなみに、ミカンも美味しかったです。 店舗だけでなく、オンラインストアから注文もできますので、是非是非ご利用ください。 Otow Ochard 6232 Eureka Rd, Granite Bay, CA 95746 916-791-1656 www.otoworchard.com 営業時間:火-木: 11:30am-1:30pm、金・土: 10am-6pm 、日: 11am-5pm 月曜定休日 読者の皆様、明けましておめでとうございます。2020年もよろしくお願いいたします。
新しい年、新しい年代の始まりとあって、数週間前から、断捨離・大掃除に気合が入りました。特に掃除好きではない私も、年末になると日本人気質が頭角を現し、爽やかな新年を迎えたいと年末大掃除に奮闘します。大晦日、近所の友人宅のニューイヤーパーティに行きましたが、「まだ、片づけがあるので、終わったら戻ってくるわ。」と途中で頓挫しました。「えー!なんで今日掃除するの?大晦日は、一年を労って、のんびり楽しむ日でしょう~。」とアメリカ人の友人たちにはビックリされました。これが日本の風習(普通の人は大晦日前までには掃除を終えているのかも)であることを説明すると、「それっていいことね。私もやろうかな。」と言い出す人がいて、私が去った後、みんなもどんどん帰り出したそうです。主催者さんから「はづきの影響で、みんな帰っちゃったじゃない。」と言われました。申し訳ない! アメリカでは「スプリング・クリーニング」と言って、春に大掃除をする習慣がありますが、春と言っても、はっきり期間が決まっていないので、私のような人間は、やはり期限付きがいいです。でも、万が一、年末大掃除を逃した方は、まだ春がありますから大丈夫ですよ~。 お陰様で、スッキリ爽やかな新年を迎えることができました。良いことが沢山ありそうな~。 皆様にとっても良いこと楽しいことがいっぱいある一年となりますように! バティーノはづき 前出「ゆいまーる」さんの、日曜日「ラーメン・ランチ」がオーナーさんの都合により、中止になりました。毎週楽しみにしていた方も沢山いらっしゃると思います。いつかまた再開されることを願いましょう。
カーティス町子さんとご主人のジェイソンさんがローズビルに日英バイリンガルのデイケア「ミニ・ハーモニー」をオープンしました。シリコンバレー、サンタクララ市内で八年間デイケアをやってきたお二人ですが、今年、ローズビルへの移転に伴い、惜しまれつつサンタクララの教室を閉鎖し、こちらで新たにスタートされました。
町子さんは日本で保育士免許を取得、幼児教育に従事した後、渡米して企業にお勤めだったそうですが、次男の出産後、自宅でデイケアを始めました。「こどもは宝です!」とおっしゃるように、赤ちゃんを本当に愛おしそうに抱っこする姿が印象的です。これなら、安心して預けられる!という感じがします。 0歳からキンダーに上がる前の五歳児が対象ですが、小学生のアフタースクール・ケアもOKとのこと。サークルタイムではピアノに合わせて歌ったり踊ったり、読み聞かせや紙芝居もあり、日本の文化や行事も取り入れて盛り沢山です。「とにかく子供たちが楽しく、のびのび過ごせる場所を提供したい。」というのが町子さんのモットーです。 月に一度、土曜日の晩、5時半から9時半まで「ペアレンツ・ナイト・アウト」もあるそうです。日本人にはあまりない習慣ですが、時には、夫婦でディナーに出かけてみるのもいいのではないでしょうか?そういう時間もとても大切だと思います。 オープンハウスも随時やっているそうですので、是非、気軽に問い合わせてみてください。 連絡先 Machiko Curtis Mini Harmoney Family Daycare 1872 Blue Skies Ways Roseville, CA 95747 408-772-6999 |